「紅一点」はザクロだったんです
福岡城址のお堀端にザクロが咲いています。

ザクロ(石榴/柘榴:ザクロ科西アジア原産)
今はいろんな花木が改良されて年中いろんな花が楽しめますが、昔の初夏のこの頃は花が少ないものでした。 中国の詩人・王安石は詩「詠柘榴」で、万緑叢中紅一点と詠みました。 それが紅一点の語源です。 当時は草木全てが緑の中でザクロの花が赤く咲くのを「紅一点」と詠んだのですが、暑くなる初夏にあって赤い花も実にいいものです。 この花が散ったら形の美しい萼が残りますがこれもまた楽しみです。
ワイフの実家にも一本あって毎年4・5個の実をつけますが果実は細い枝に不釣合いな程の大きな実をつけます。 これが実って割れると中に小さな粒粒がびっしりとくっ付つきあっています。 それをポロポロとほぐしたり、齧ったりしますが、種が大きく余り食べ代はありません。
解説書によると「人肉の味」がするそうですが、私は人肉は喰ったことはないし何とも云えませんが、その昔お釈迦様が子供を喰う鬼神「訶梨帝母」にザクロの実を与え、人肉を食べないように約束させたところ、それからの訶梨帝母は鬼子母神となって子育ての神になったそうです。
一本のザクロにこんな話があるのも興味ですね。
花言葉は、「円熟の美」「子供の守護」などがありますが、イギリスでは「馬鹿」なんだそうです。 なんで馬鹿なのか、こちらも興味がわきますね。


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