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2009年6月28日 (日)

夏向きの涼しげな花

梅雨は何処にいったの・・・                                                           カラッと暑い日が続いていますが、夏の花ムクゲが咲いてきました。

      ムクゲ

        ムクゲ(木槿:アオイ科落葉低木)

原産地はどこ・・・?                                                            インドとも中国原産とも云われますが、中国の木槿(モッキン)からムクゲと訛ったことから中国説が有利かも・・・。

そして、一日花なの・・・?                                                                                                       一日花として紹介する本もありますが、実際には夕方萎んでも翌朝はまた開花し2、3日は花持ちします。                                                             一旦誤解されると改まるのに難儀する代表選手みたいなもんです。

この木は余り根を張らずに箒を逆さに立てたように育ち、病虫害にも剪定にもよく耐えますから、比較的狭い庭にも重宝される一本です。

花が美しいから枝を折ってもらっちゃおう・・・と思っても、枝は折れても樹皮の繊維は強靭でとても千切れません。                                                        この花を盗むときはハサミが必要です(念のため)

花は木槿花(モッキンカ)といい食べられるそうですが、こんど一遍食べてみよう・・・っと思っています。                                                               

2009年6月25日 (木)

アベリアの中でも・・・

      エドワード・ゴーチャー(アベリア園芸種)  

    アベリア

元々刈込みにも強く花期も長いことから、垣根や分離帯などによく植えられてきましたが、明治通りのお濠端にアベリアが咲きだしました。                                                                                その近くのマンションの植込みになっている本種は、花も大きくゆたかで濃い色をしています。                                                                                このエドワード・ゴーチャーは改良園芸種で、耐寒性常緑低木で全体のまとまりがよく花つきも多く色も濃くなっています。

アベリアとはツクバネウツギ属に属する植物の総称ですが、別名をハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)ともいいます。

花を覗くとたっぷりと溜めた密がみえます。                                           花をとって花基の方から吸うとツバキ(椿)とはまた違った味がしますが、花の少ないこの時期には昆虫たちのご馳走でもあるんです。

2009年6月23日 (火)

降れば降ったで・・・

梅雨入り宣言以来全くの雨降らずで、カランカランの空梅雨でしたが、漸く雨が降ってくれました。

100年の森のクヌギたちも、そして挿し木をしていた苗木たちも青息吐息でしたが、この雨で一息ついてくれたと思います。

でも、昨夕の大雨には全く閉口しました。                                               何時もは天神まで散策方々歩くのですが、風交じりの激しい雨で昭和通りがまるで河のようになって、靴もズボンもグショグショ・・・。                                                                                      とうとうバスに乗ってしまいました。                                                     

のどが渇いたときのビールはまさに美味ですが、もう呑めんのにもっと勧められてもね・・・。

昔から五風十雨といって、5日目ごとに風が吹き10日目ごとに雨が降るのが穏やかで作物たちにもいい塩梅なのですが、最近のようにカランカランに日照ったりそして降ったら降ったで、「そんなには要らんバイ」みたいに降られたら往生してしまいます。

ま、そうは云っても降らんまんまじゃヒトも植物も往生扱きますので、「まぁ、良かった」と安堵することにしました。

草木も一息つきましたので、今後は降っても梅雨らしく「シトシト・・・」と降ってもらいたいもんです。

2009年6月21日 (日)

ニワゼキショウ

乾燥した日当たりを好むようです。

      ニワゼキショウ

    ニワゼキショウ(庭石菖:アヤメ科・北アメリカ原産)

葉がセキショウ(石菖:サトイモ科)に似て、庭に咲くからニワゼキショウ(庭石菖)ですが、茎頂の苞葉から数本の花柄を出し、6弁の頂生花をつけます。                                             花の色は白から紫とありますが、舞鶴公園のこれは美しい濃い紫でした。

乾燥した日当たりを好むようですが余り乾燥する地では当然草丈も花も小さくなって、よく見ないと見落とすぐらい可愛い花です。                                                       これも一日で終わる一日花ですが、同時に咲くトキワハゼ(常磐爆:ゴマノハグサ科)も小さいけど中々に美しい花です。

暑い夏にあっても、可愛い草花は結構多いものです。

2009年6月16日 (火)

「紅一点」はザクロだったんです

福岡城址のお堀端にザクロが咲いています。

      ザクロ

      ザクロ(石榴/柘榴:ザクロ科西アジア原産)

今はいろんな花木が改良されて年中いろんな花が楽しめますが、昔の初夏のこの頃は花が少ないものでした。                                                                                                                 中国の詩人・王安石は詩「詠柘榴」で、万緑叢中紅一点と詠みました。                                                      それが紅一点の語源です。                                                                                                          当時は草木全てが緑の中でザクロの花が赤く咲くのを「紅一点」と詠んだのですが、暑くなる初夏にあって赤い花も実にいいものです。                                                                                         この花が散ったら形の美しい萼が残りますがこれもまた楽しみです。

ワイフの実家にも一本あって毎年4・5個の実をつけますが果実は細い枝に不釣合いな程の大きな実をつけます。                                                    これが実って割れると中に小さな粒粒がびっしりとくっ付つきあっています。                                                                                                    それをポロポロとほぐしたり、齧ったりしますが、種が大きく余り食べ代はありません。

解説書によると「人肉の味」がするそうですが、私は人肉は喰ったことはないし何とも云えませんが、その昔お釈迦様が子供を喰う鬼神「訶梨帝母」にザクロの実を与え、人肉を食べないように約束させたところ、それからの訶梨帝母は鬼子母神となって子育ての神になったそうです。

一本のザクロにこんな話があるのも興味ですね。

花言葉は、「円熟の美」「子供の守護」などがありますが、イギリスでは「馬鹿」なんだそうです。                                                                   なんで馬鹿なのか、こちらも興味がわきますね。                                                                      

2009年6月15日 (月)

雨が恋しいスイレン

梅雨入り宣言があったと思ったらカラッカラの上天気で、今日なんかは爽やかな風まで吹いていました。

       スイレン

先日は梅雨にはアジサイと書きましたが、そのアジサイもそして福岡城址のお濠に咲くスイレンも、雨が恋しいと空を見上げています。

沖縄は災害が発生するほどの大雨だそうですが、満遍なく五風十雨よろしく穏やか・・・いや、今は梅雨らしく降って貰いたいもんです。

2009年6月10日 (水)

梅雨にはアジサイですね

舞鶴公園近くのお寺さんに咲いたアジサイです。

      アジサイ

   アジサイ(紫陽花:アジサイ科またはユキノシタ科とも)

球状の真ん丸いアジサイは、日本原産のガクアジサイを改良したものです。                                                                                                   中心部にまとまって咲いているのが本来の花で、その周りの花らしいのは装飾花です。                                            アジサイは咲いてから花の色が変化しますが、そこから「七変化」とも、また「移り気」とも云われたりします。

アジサイは、藍色が集まったあづさい(集真藍)が訛ったと云われていますが、最近では色とりどりの多様なアジサイを見ます。                                                                                                                 多種多様なアジサイですが、これからの鬱陶しい梅雨には藍色が一段と栄えて美しいですね。

シトシト降る雨に、美しいアジサイとちっちゃなカエルはいいニッポンの風情を感じます。 

2009年6月 8日 (月)

清楚なナツツバキ

舞鶴公園の近くに咲いています。

      ナツツバキ

       ナツツバキ(夏椿:ツバキ科)落葉高木

                                                               蕾の頃はふっくらと丸いツバキらしい?感じですが、葉っぱや花の質感からは一般に言う常緑のツバキとは随分違います。                                                         花弁は5枚で繊細なシワがあります。                                                     朝開花して夕方には萎む一日花ですが、そこはツバキらしくポトンと丸ごと散り落ちます。

10月頃に赤褐色に熟した朔果(さくか)は五片に裂開しますが、これを採ってチロリアン・スパイスブーケの花材にします。                                                          そしてクリスマスや年末正月を豊かに演出してくれます。                                                      清楚な花の愛好者も多いのですが、さらに「死んで皮を残す虎」ほど大仰にはいいませんが、散っても殻斗を残すしっかり者なのです。

2009年6月 4日 (木)

ええ香り・・・タイサンボク

あまくなんともいい香りのタイサンボクが咲きました。

      タイサンボク

この花を間近で見ることや、ましてや花を嗅ぐことはまず望めません。                                                                                 でも西公園ではまだ小さい木に蕾を見つけたことから、今日また公園に行ってきました。

そしたら満開に咲いていました。                                                                                                                                            真っ白な花弁は9枚で洋杯型をした大輪です。                                                                                      被子植物では原始的なタイプだそうで、花の中心に花軸がたち、多くのオシベとメシベが集まっています。

綺麗な花を覗くこともですが、どんな香りがするのか関心の的です。 

そしてその香りは、「甘い」というだけでは表現できないとてもいい香りです。                                                                                                                                        それもそのはずで、マグノリアの香水の原料になるそうです。                               

マグノリアとは、モクレンやコブシやタイサンボクにつく学名の総称ですが、香料業界ではタイサンボクのことを言うそうです。                                                                                                     香水になるぐらいですからいい香りは当然でしょうが、木に咲いているこの花の香りを嗅げることはまずありませんから、今日は美しい花といい香りに接してとてもいい気分に浸ることができました。

2009年6月 2日 (火)

まだ蕾ですが・・・

久々に西公園に登ったらタイサンボクが咲きかけていました。

      タイサンボク

       タイサンボク(泰山木:モクレン科)常緑高木

樹木の感じからまた名前からして中国原産のように思われがちですが、北米原産で1873年に渡来したといわれています。

葉は全縁で裏側に反る傾向があり革質で厚く光沢があり、裏面は鉄サビ色の軟毛が密生しています。

樹高は20㍍にも達し剪定に弱い樹ですから、一般の庭園には無理があります。                                                           ですから公園などに植えられることになりますが、樹が高くさらに花を上向きに咲かせますので中々花を間近で見ることはありません。                                                                                                                                     花径は10~15㌢にもなり白色のホオノキ(朴の木)に似た花を咲かせますが、大木に育つこの花を俯瞰することや匂いをかぐことは稀なことなので、日をおいて開花の様子を見てみたいと思っています。                             

2009年6月 1日 (月)

何を映すか・・・イワカガミ

平治岳のミヤマツツジの株間に咲いています。

      イワカガミ

        イワカガミ(岩鏡:イワウメ科多年草)

岩場に好んで生え光沢のある葉を鏡に見立てのが名の由来です。

淡紅色の花も濃いのや淡いのがありますが花茎は10~15㌢。数輪の花を横向きに咲かせ、花弁は漏斗形に5裂しその先はさらに細かく裂けています。                                   

山肌を染め上げるミヤマツツジもそれはそれで美しいのですが、ツツジ類はちょっと距離を置いて見るほうが美しく感動します。                                                                                                                                                                      その点このイワカガミは小さいこともあって遠目には全く目にすることはできませんが、ふっと気づいた足元に咲いている様は、まるで山の妖精にも出会ったような感動があります。                  

喘ぎ喘ぎながらの疲労困憊でも、このピンクの可愛らしい花に出会えば、ホッと一息入ります。                                                                          それはもっと近づいて花一つ一つを「可愛いね」と愛撫するほどの可愛らしさをもっています。                                                                                                                                   

群れて遠めにも美しいツツジですが、顔を近づけるさせる魅力を持つイワカガミもまた美しい花です。                                     

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