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2020年7月 9日 (木)

ヒギリ(緋桐:シソ科)

Nさんから一枚の写真を見せられながら「きれいでしょう」とおっしゃるもんで、「きれいですね」といろいろ尋ねながら「欲しか~」て言ったら大分の実家から大きな鉢に入れて幼木を持ってきていただいていました。

「名前は何というんですか」と聞いたら、「それが鳥が運んだのか、いつの間にか勝手に生えて赤い花を咲かすんです」とおっしゃる。
疑問は解消せんと好かん質(タチ)だから私の師匠さんに聞いたら「ヒギリですよ。花が緋色だからヒギリといいます」と教えてもらった。
“全くよう知っとらっしゃるばい”といつもながらに感心したこつでした。

さて、「どこに植えたもんじゃろか!?」と思案して、100年の森にはそぐわないし、「そうじゃ、アオギリの横が良かばい。“青”と“緋”じゃもんな。アオギリは大きかしヒギリはせいぜい3㍍余りちゅうから釣り合うちょろ。」と思って春にアオギリの横に植えちょりました。

そしてきれいな花が咲いたんです。

R20709a
(ヒギリ:緋桐・赤丸は倒れたアオギリの幹)

ヒギリが咲いたことであれだけの酷い腐れにもかかわらず懸命に堪えてきたアオギリの“糸”が切れたようなタイミングで倒れたアオギリが何か神妙な気がして「よう頑張った」と声をかけてあげました。

でもアオギリもこれで終わりじゃなくって、株周りにはいくつもの株立ちがついているのでまた復活しますが、育ちが早いとはいえ元の大きさになるには、私の歳が足りそうにもありません(苦笑)


ヒギリはキリ(桐)に似て似て花が朱赤色だからヒギリですが、キリとは花色も育ち方も随分と違うけどまずはいい名前を頂きましたね。
花は円錐花序でそのすべてが鮮やかな緋色です。
庭にはお似合いで良い木を頂きました。

そして早速チョウ(蝶)も吸蜜にやってきましたよ。

R20709b

たうたうと蝶が長閑に飛ぶ風情っていいもんですね。

 

 

2020年7月 8日 (水)

アオギリの無念

各地の大水害に目を覆うばかりですが、ワイフの実家の一抱えもあるアオギリ(梧桐:アオギリ科)がボッキリと倒れちょりました。

R20708a

このアオギリは私が知ったころから一抱えもある大きさでウエルカムツリー的な存在でしたが、今朝行ってみたら「あ、ら、ら、倒れちょるばい」とあんぐりしました。

R20708b

いつ切られたものなのか4㍍余りのところで“寸胴切り”されたアオギリでしたが、見ればひどい腐れが入って皮一枚(当然樹皮一枚ではありませんが)で、まぁこれで生きてたもんだという状況にまたもやあんぐりです。

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株の周りの白い部分が生きているところで、中はほとんど土に近い状況です。
これでよう頑張れたもんばい(お~感心感心)

R20708d

4㍍余りの“樹高”ですから、ポタジェ側に倒れても被害はありませんでした。

このアオギリは何度か登場し、これは珍妙な仕組みですねとか新型の宇宙船とかで、果実に興味をもってみたり、コーヒーにして飲んでみようと思ってみたり、一葉の音を聞いてみようとしたようですが、今だかってコーヒーにして味わってもないし、一葉の音も聞いていません(苦)
まぁ、そんなもんですよ、私って…(苦笑)

けど、いつかはやるんですよ。
それも私なんです(笑)。

 

 

2020年7月 1日 (水)

猫と漱石と悪妻を読んで

私に本を薦める人がいてくれる。
その人の薦める本はジャンルを問わずいろんな本を提供してくれて、一気に読める本もあれば日をつないで読む本もあったりして「なぜこの本を私に薦めるのか!?」とも思案したりすることもあるけれど、それがこんな出合いになったりするのだから有難いことである。

今回の本は「猫と漱石と悪妻」だったが、妻の鏡子を中心に展開されて、猫のエピソードや、子沢山の様子、そして夏目漱石の人なりが描写されて、一気に読んでしまい「面白いよ」とワイフに薦めたほどだった。

R20701(猫と漱石と悪妻と/著者・植松三十里)

夏目漱石と云えば「吾輩は猫である」であり、その猫ことは当然だが、二代目に飼った子猫を鏡子が誤って踏んづけて死なしたとか、次から次と子供が生まれるくだりや、産婆が間に合わずに漱石が子供を取り上げた場面など面白おかしくて、鏡子がよく描写されている。
また漱石の生立ちや重度の癇癪などが描かれており、かって読んだ「こころ」「彼岸過迄」「行人」など通ずるものがあるのかと思ったりもした。

この本を読んでからまた漱石の本を読みかえそうと思ったほどに感銘を受けた。

♥♥

本の余白に注釈を付けながら脱線するのが私の普段の癖で、今回は夏目金之助が雅号に用いた「漱石」を紹介します。

♥♥♥

その昔中国の故事に「枕石漱流」があり、「石に枕し、流れで口を漱(ソソ)ぐ」と読みます。

西晋(セイシン)の時代、孫楚(ソンソ)は隠遁しようと決心して、友人の王済(オウサイ)に、「石で口を漱ぎ流れを枕にしよう」と言った。
王済に誤りを指摘されると「流れに枕するのは汚れた話を聞いた耳を洗うためで、石で口を漱ぐのは歯を磨くためだ」と言い張った。
そこから「漱石枕流」が生まれた。(goo辞書から引用)

漱石枕流は、「石に漱(クチスス)ぎ、流れに枕す」と読みますが、意味は「自分の失敗を認めず、屁理屈を並べて言い逃れをする」「負け惜しみの強いこと」であり、「石に漱ぎ流れに枕する」と常用され夏目金之助の雅号としても有名。(goo辞書から引用)

なるほどね。
だから、「こころ」などが書けるんだ…と思った次第です。

 

 

2020年6月30日 (火)

100年の森のご馳走-キクラゲ

100年の森には多種多様な楽しみがありますが、今回はポリポリと歯ごたえの楽しみと美味しいキクラゲ(木耳:キクラゲ科)の話です。

R20629kk
(シロダモに発生したキクラゲ)

周りのクスノキ(樟:クスノキ科)に囲まれて立ち枯れしたシロダモ(白だも:クスノキ科)の1~2㍍の高さの東面にキクラゲが発生してチョクチョクと頂いています

このキクラゲもシイタケ同様に、腐生型きのこで木材腐朽菌に分類されます。
したがって寿命がつきて枯れ始めた木や台風などで倒れた木などに発生するようになり、真冬や真夏を除いた春秋の適当な雨や陽光に恵まれると美味しい山の幸として楽しませてくれます。

とは言っても自然任せですからいつどこで発生するか判りませんが、枯れ始めた木や株や倒木などがあれば大体の見当は付きますので、散策ついでに100年の森を巡っていると「あった、あった」とありつけ、枯れ具合の進行と天気次第ではしばらくいただけます。

このキクラゲは食物繊維がゴボウの三倍とかビタミンDは食物中のトップクラスとかで健康にもいいんだそうです。
そしてどの料理にもあって、その食感がまたいいですよね。

♠♠

誰も世話を焼かないのに普段にキクラゲの菌(胞子)が漂っていて適当な“木”があって取り付くなんて、「どんだけ胞子が舞っているの」とか「どんだけ生きてるの」と思うけど、よく観察すればじつに多くのキノコたちが生えているよね。
そんないろんなキノコたちの胞子を吸い込んでいるのに、それらの悪い影響は聞いたことないけど、コロナの菌は厄介ですね。

♠♠♠

近ごろの朝ドラや大河ドラマではコロナの影響で“特別編”になってしまってるけど、このブログも何やら過去の記事とリンクしたのが多くなりました。
早い話が“ネタ切れ”で記事を膨らませているような、いやそれは事実なんだけど早く日常に戻れたらいいですね。

しっかり自衛して「普段の日常」が
取り戻せるように
留意しながら過ごしましょう。

 

 

2020年6月23日 (火)

ヤツガシラの株分け

大事な大事なポタジェのヤツガシラ


このヤツガシラは何度かUPしていますが、頂いていた鉢がパンパンになったので株分けしました。

R20623a
頂いた元

かってポタジェに小さな石組をして可愛がっていたヤツガシラは、ワイフによって“草とともに去りぬ”とばかりに葬られて終ってしょげていたら、T教授から鉢に育ったヤツガシラを頂いていました。

その鉢がパンパンに窮屈になったので株分けしたんです。

花期は秋だから…「まぁ、大丈夫だろう!?」と思って、慎重になって株を離しました。

R20623b
(二番鉢)

まぁ、半分に分ければ良かたい、と思っていたのに鉢から出してみたら案外に結構な株になっていて、「なら、もう一つ」と三鉢にしました。

R20623c
(ジャ.ジァ.ジァ~ン 三番鉢)

私のポタジェは10㎞ばかり離れているので、持ち帰って養生しようかとも思ったけれども、マンションの環境もきついと思って、柔らかな朝日が当たって午後の日陰になるところにおいてあげました。

いっとき養生して回復したら、ポタジェの定位置においてあげようと思ってます。

秋になったら
きれいな花が見れるでしょう。

 

 

2020年6月20日 (土)

ここんとこ日常

『エアープランツ(Airplants)とはハナアナナス属のうち、空中の水分に依存し、そのため土や根を必要とせず葉から雨や空気中の水分を吸収する着生植物をいう』(Wikipediaから引用)

エアープランツは手間いらず…と云うのは間違いで、何もせずにいると段々と弱って枯死してしまいます。

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前からのエアープランツは石の上で過ごしていたが、今は枯れ株の上で安穏としています。

♣ ♣

半年ほど前に花市場に行ったら、片隅に売れ残って枯れかかったエアープランツが箱ごと押しやられていました。
「これ売りもんですか!?」と聞いたら「50円です」という。
〝ふ~ん、まだ売るのか”と思ったけれど、そこは店も商売やからなと思って一株買って帰った。

で、夜になってソーキングしてあげたらみるみる元気になって、いまでは仲間と仲良く暮らしている。

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もともと大きな株で、店頭なら500円前後はする株だったから、こんなにきれいになって儲け儲けもんだけど、植物って生きものだし、ちゃんと愛情を感じて応えてくれるから、そんでこっちも楽しくなっちゃうんだね。

♣ ♣ ♣

新型コロナウイルスによる移動制限も解除となりました。
でも、コロナウイルスが消滅し収束した訳じゃありませんから、ここは先ず自分がかからない自衛が肝要ですね。
自分がかからないことで家族にうつさず、仲間にうつさず、社会に広めないこと!!…これが肝要かと思っています。

これはジコチュウではありません。
自衛です。
先ずは我が身を守ることを念頭に置いて生活したなら、家族にも仲間にも社会にも広まるリスクは低くなるでしょう。

お互い自愛ながらすごしましょう。
ご健勝を祈念します。

 

 

2020年6月13日 (土)

自粛中の「忙中閑」

今思えば、キョウヨウ(今日、用がある)キョウイク(今日、行くところがある)があって、そんな日は多忙だったけど価値ある「閑」もあって幸せだった。

新型コロナウイルスの所為で自粛を求められると、行く所も行く用もおのずと制限するから日々家で過ごすことが多くなって、これもまたシンドイことだ。
閑のないのも暇のありすぎるのも困ったこった。

近ごろはPCしたりTVを観たりしても、ヤッパリ飽きちゃって…かと云って誰かを訪ねても迷惑と思うし、山に登っても何だか弾まないし…。

で、暇を持て余す余りに、拙い私のココログに載る「このブログの人気記事ランキング」をみたりする。

今回は…。

第一位、コクラン(黒蘭)

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「もう7年も前だったか」と振り返ったが、そのコクランは100年の森で今でも元気に育っている。

第二位、ネコノチチ(猫の乳)
まだ、この果実を見ないままに枯れちまって、そろそろまた植えんといかんバイ、と反省している。

第三位、サザエの“うんこ”
サザエの生態って考えてみれば不思議なことだらけだ。
まだ、どうやってデートするのかは未解決のままでいる。

第四位、君に捧ぐ「勧酒」
彼のことは今も忘れることはない。
そしてその後も勧酒を捧げたい人が多く逝ってしまった。

第五位、マツ(松)の年齢
これも今は懐かしい活動の一日だった。
マツの落ち葉掻きの重要さを知った日だったし、マツタケが減少したのも合点した日だった。
そして、明治神宮天拝山にも思いを馳せることができた。

こうやって振返ってみると、随分と長く続いたもんだと思ったり、何よりご訪問頂き皆さんのお陰と感謝したり…。

まだまだ、これからもよろしくおみ足をお運びください。(感謝感謝)

 

 

2020年6月 5日 (金)

クリの花が咲きました

100年の森から見えるシイ(椎:ブナ科)の樹冠に満載の花が咲きました。
例年ながら少し遅れて100年の森のクリの花も咲いてきました。

いよいよ暑い夏の到来ですね。

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樹冠いっぱいに尾状の花序をのばして、“そんなにも要らんでしょう”と思えるほどの雄花を密に並べて、雌花の登場をまってます。

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(雌花/総苞から伸びた白い花柱がみえる)

この雌花は雄花に少し待たせて登場し、雄花特有のムンムンする芳香につられてやってくるハエやハチなどの昆虫の介助をうけて受粉します(虫媒花)。

100年の森のクリは無施肥、無剪定、無防除…早い話が放任で、数度の草刈り程度のお世話なのに律義にもたくさんのクリを毎年どっさりと生らしてくれます。

♠♠

クリって美味いですよね。

クリが拾える秋ごろには新型コロナウイルス(COVID-19)はどうなってますかね。
なかなか出口(収束)が見えなくって心配が続きますが、お互い“人様にうつさない”ことを前提に意識した“我が身を守る行動”、自粛が求められますね。
今は辛抱し耐えることが肝要かと思いますが、皆々さまの健康と安寧を祈念します。

♠♠♠

【ついでの話】
以前にクリの話で「墜栗花」と「栗花落」をUPしてました。
お足をお運びいただき、ご笑覧くだされば幸いです(感謝)

 

 

2020年6月 2日 (火)

ポタジェの近況

いつもお世話になっているKatuyoshiさんから、シカクマメの苗を頂いた。

R2s11
(シカクマメ/マメ科:四角豆)

「え、シカクマメですか…」初めて聞く野菜だったので尋ねると、「九大で導入され品種改良された豆で、うま(美味)かばい」、「これば植えなっせ」と種袋(写真)と一種に四株を手渡された。

ポタジェの畝の植穴にたっぷりの水を入れて植込み、種袋には「ネット支柱をすると便利である」と書いてあったが、支柱なら100年の森にふんだんにある真竹を伐って枝付きの背丈ほどの支柱を立ててあげた。
それから100年の森のクヌギ林の横に育てているサトイモに追肥と土寄せをしながら暑くなった日差しにふうふうと汗を垂らして…一日を終えた。

♥♥

夕餉も終わって、シカクマメを調べたら、莢を切った断面が四角になっているのが名の由来だそうな。
“うん、解りやすくって結構”と思いながら、続きをみると大豆に似た栄養価の高い植物で、豆は当然ながら、花も、葉も、蔓の先っぽも、さらに根っ子の芋まで食べれるとあるではないか。

わずかな苦みがあるそうだけど、サクサクとした歯ごたえがあり美味と云う。
部位によって、茹でたり、和えたり、炒めたり、天ぷらしたり…万能選手みたい。

すごいね。

で、種袋には“原産地はマダガスカル、1979年九州大学により導入が図られ日長純感型の品種に改良された”とある。
また花は青色、莢は四角形で、未熟果はサヤインゲンのように食用され、栄養価が高い。
さらに高温期に生育が旺盛で耐病虫性があり、夏野菜として最適と続く(以下省略)
こりゃ、いいもんば貰ろたばい。

またNHK出版の「みんなの趣味の園芸」には次のように載っている。
熱帯アジア原産、1960年代後半に沖縄で栽培が始まった。
葉、花、さや、種子、イモ(塊根)すべての部分が食べられるが、日本では若い鞘を食べるのが一般的です。

♥♥♥

あ、そっか。
Katuyoshiさんから「二株は違うけど」と云っておられたのは、そう云うことね。
九大よりも早く沖縄に入って栽培された熱帯アジア系と、九大が品種改良したマダガスカル系とがあるんや。
どっちがポダジェ(この地方)に適したもんか興味もあるし、味の違いもあるかも知れんし、お蔭さんでまた良(ヨ)か楽しみがふえもした(感謝感謝。

 

2020年5月30日 (土)

懐かしの「雪の早明戦」

NHK放送で、1987.12.06の「雪の早明戦」が放送された。
33年も前の関東大学ラグビー対抗・決勝戦だったが、「早明戦」と云えば一大イベントで当時から活躍した懐かしの、堀越.今泉.吉田.清宮(敬称略)といった面々が映し出されて楽しかった。

当日のことは今でも覚えているが、グランドには雪が降り積もって試合が危ぶまれたが、スタッフたちの懸命の雪かきと超満員にふくれたスタンドの観衆の中で行われた試合は、まさに決勝戦に相応しく最後の最後まで試合の行方は分からず、長いロスタイム(当時)の後、防戦一方になった早稲田が防ぎきって、三年ぶりの栄冠を勝ち取った試合だった。
33年も経つのに少しも色褪せることなく、なるほど再放送されるに足りる価値ある内容の歴史的な試合だった。

Goonews(Goo newsからお借りしています)

♦♦

雪を退(ド)かしたグランドには所々に雪が残って、当然グランドは軟弱でジャボジャボの中でのゲームだったけど、映し出される選手たちの表情は、雪泥と汗にまみれながらも懸命にボールを追うプレーには感動すら覚えた。
当時の試合は、選手が倒れると大きなヤカンをもって救護に駆け寄るのが常で、そのヤカンから水を掛けられるとまた元気を回復して何事もなかったように戦列に復帰して「魔法のヤカン」と云われていたが、何度も映る場面があって「そうそう、そうやったヤカンばい」と云って手を叩いて観賞した。

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新型コロナウイルス(COVID-19)の所為で窮屈なこの頃だけに、NHKがこうした番組を提供してくれるのは結構なことだと有難く思った(感謝)

 

 

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