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2012年5月25日 (金)

100年の森の吉左右

いやぁ~、今日は目出度かった。
100年森に来てくれた「コミーさん」と、ナナミノキ(七実木:モチノキ科)を同定でき、またコミーさんから「間違い無い」との太鼓判を頂いたのは、私にとってとても吉左右な事だった。
《左右:知らせ・便りの意/吉左右(キッソウ)吉報》

数年前に山神様のクスノキに落雷があって、その近くの大きな木が数本枯れたことがあった。クスノキは生命力が強いのか、山神様が守ったのか、枝は折れて樹幹には大きな傷が残ったけど今は元気に育っている。

数日前に「火の神様の杖」を拵さえに森に入った時に、もしかしてナナミノキ・・・と思ったが、自信が無ったので、辞書を引いておいた。
今日コミーさんと、①若枝は緑で浅い稜がある。②葉は互生。浅い鋸歯があり先は尖り、革質だけどパリパリしていない。③葉脇に集散花序をつけ淡紫色の四弁花をつける。(但し開花はしていなかったけど、蕾は淡紫色を帯びていた)。④モチノキ科等にみられる死環がでた。等を確認してナナミノキと同定した。(写真:岡山理科大学植物雑学辞典から)

Photo

ナナミノキは七実木と書くように、赤い実を沢山つけて美しい。
そんな木が100年の森にあったなんて・・・。
ただ心配事は、この木も雷に打たれて幹に傷が入っている。けど打たれて数年は経つし覆っていた大木は枯れたので、日当たりも好くなったから大丈夫だとは思う。
そしてもうひとつ、この木は雄なのか雌なのか・・・だ。もう数日すれば開花するから判るだろうけど、近くに異株が無ければ結実することはない。
ま、その時は他方の株を買って来ることにしよう。
兎も角、目出度い一日であった。

《余談》実が斜めに傾いていたり、なぜか傾いた幹が目に付くことから、別名をナナメノキと言うが、そんなことから「家が傾く」として、庭木には嫌う人もいるという。

2012年5月23日 (水)

クワの実

今度、耳納連山の鷹取山を子供たちとハイクしてその夜キャンプファイヤーをするけど、その時、「火の神様」がお持ちになる杖を拵(コサ)えながら、少しずつ熟れてきたクワの実を口に入れた。

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今は枝も撓(タワワ)に実ったクワの実から黒く熟したのを選って口にしているが、これが一斉に熟れだしたら、「赤とんぼ」の歌詞同様、小篭に摘まなくては追いつけないだろう。

100年の森には100本のクヌギに諸々の木々を雑ぜているが、観て楽しい花木もあるけど、やっぱり食べれる果木も植えててよかった。
あと、シャシャンボ(小小ん坊)、ケンポナシ(玄圃梨)、ナツハゼ(夏黄櫨)、ヤマブドウ(山葡萄)などを植えているが、これらが実をつけるのはまだ先のようだけど、100年の森が段々と楽しい里山になってきつつあるのが嬉しくて仕様がない。

「100年後の森を見てみたい」。
叶った話じゃないけど、ほんとに今はそんな気持ちです。

2012年5月22日 (火)

父の命日

父が逝って早や13年。
その秋に勤めていた会社が破綻して大童の一年だった。
そんな一年を鮮明に記憶しているけどもう遠い過去になって仕舞った。

今、父はどうしているだろうか。
父が逝った頃までは墓は其々に独立していたが、50柱余りになった墓所には「埋める所」がなくなったのでその後寄墓にしたけど、今はひとつの墓穴でご先祖様たちとワイワイやっているのだろうか。
焼酎が好きで女性のいる呑座が好きだったが、そのDNAだけはキチッと受け継いでいるようで、チョロッと苦笑してしまう。

亡父は「近衛兵」だった以外には、地位も欲も金もなくただただ廉潔な人だったけど、正に「棺(カン)を蓋(オオ)いて事定まる」と云うように、今は何の愁いもない。
して、戒名が「天龍院信玄義道居士」とこれまたいい。

ほんにいい戒名を貰ったの。と、いってあげたい。(合掌)

2012年5月21日 (月)

我家の金環日蝕騒動記

天気が良かったなら夜をついで指宿まで行って金環日蝕を見るつもりでいたが、天候不良と云うことで諦めていた。
したら朝になって、ワイフが「隈(100年の森)に行こう」と言い出した。
「どうせ見れんよ」と云ったものの、ワイフに押し切られて早朝に100年の森に行った。
途中から小雨交じりの天気になって、結局は実家のTVで各地の金環日蝕を見る羽目になった。
今回と同じ規模の金環日蝕は300年後というが、それは問題外だが18年後の2030年には、北海道で観れるという。
さてさて、今の齢に18を足すと・・・。

生命保険文化センターが発表する平成22年の簡易生命表によれば、男性の平均寿命は79.64歳だ。私の今時点の平均余命はこれとは違うけど、何れにせよ軽くオーバーして終う。
そう思うと、今日の金環日蝕の騒動が何か空しくもあるが、TV観賞だったとはいえ観えたことを先ずは悦びたい。

あと18年・・・か。
人間万事塞翁が馬とはいえ、そこそこの年頃までは健康で、して「トンコロリ」と逝きたいものだと思うこの頃でもある。

2012年5月20日 (日)

ジャックと豆の木

さんの奥さんに誘われて、福岡市植物園に行ってきた。

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バラ園が今を盛りに綺麗でした。
園内を一巡して温室に入ったら、パパイアがあって思わず揺すって落とそうかと思ったほど黄色く熟してた。

と、ワイフが、「あ、ジャックと豆の木がある」「え、ジャックと豆の木?」「ほら、寄植えにあるじゃない」。

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何時もながら、三歩も歩いたら忘失する脳みそだけど、帰ってみたら確かに寄植えにあった。

自生地は、オーストラリア、パプアニューギニア、ソロモン諸島辺りで、ブラックビーンとかモートンベイ・チェスナックと云うマメ科の一属一種だという。
日本では観葉植物として大きくならないように矮化剤で処理し、オーストラリアビーンズやジャックビーンズなどの名前で出回っているという。
本来その木は何んと40㍍ほどにもなる高木で、家屋材や家具材としても良材だというが、日本では寒さに耐えられず庭木等には不向きのようだ。

我家のジャックと豆の木は矮化剤が効いているので3年経っても数多伸びてはないが、そのうち矮化剤の効き目が失せたら伸び始めるだろう。その時は試しに100年の森に植えてみようと思うが、さて、無事に越冬して育ってくれるかは甚だ心もとない。

閑話休題
福岡市植物園を検めて観てみると、草本も木本も色々とあってゆったりと巡ってみるとほんに心地いい。
今日はさんの奥さんのお蔭でいい一日となった。(感謝)

2012年5月19日 (土)

ナツツバキ(夏椿:ツバキ科)

2010年の100年の森のクヌギ(檪)が大きく育って、山の神様はお隠れになってしまった。

100

神様は大きなクスノキの下に鎮座されて周囲の安寧を見守ってくださっているが、手前に見えるクヌギは100本を植えている。
そして日吉の鎮守の森から続くマダケ・ハチクの竹林や、クリ園から畑の配置構成を考慮して諸々の樹木を混ぜている。
そのナツツバキ(別名:ヒメシャラ)が花を咲かせ始めた。

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ツバキの仲間だけど、こちらは落葉し花も今時に咲く。
似た花にヒメシャラ(姫沙羅)があるが、それよりも花柄が長く花も大きく咲く時期も早い。
して奥には、ツリバナ(吊花:ニシキギ科)が蕾を準備して出番を待っている。

昨日はハチク(淡竹)を頂いたし、そして今日はS小父が作る赤い実をしたソラマメを頂いた。
ソラマメは豆果が空に向かって付くから「空豆」。そして天豆(テンマメ)ともいう。
夜は早速湯掻いて焼酎の抓みとして、残りは豆ご飯とした。

あ~!これでまた75日寿命が延びた。
有難や。
有難や。

2012年5月18日 (金)

美味しいハチク(淡竹)

モウソウチク(孟宗竹)が一段落し、麦秋を迎えた今美味しいハチク(淡竹)が生え始めました。

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と、云ってもうっかりしていて奥の長いタケノコはもう四㍍にも達していましたが、他のタケノコをポッキポッキとへし折って今年の初収穫です。
このハチクは中国原産説や日本自生種だと諸説あるようですけど、それは兎も角このタケノコは本当に美味です。

ハチクを収穫した後は、モウソウチクの手入れです。
タケノコから親竹になる今の時期に、枝が二・三段出た頃を見計らって末止(ウラドメ)をして廻ります。
竹は一年で成長しますが、そのままでは節が60~70節にも育ってしまいます。
育つままに任せると大きく(長く)なって、風折れしたり、伐竹した時に処分が大変ですから、昨年から末止をしています。
タケノコの皮が剥れだし、枝が二・三段出たタケノコを見つけては、両手でユッサユッサと揺らすと、上の方でボキッと音がして、タケノコの先端が落ちてきます。
弾みで遠くに落ちることもあれば、近くに落ちることもありますから、ヘルメットを被って、穂先が落下した音を確認するまでは、顔をあげることができません。

100年の森の今は草刈が主ですが、こんなまめな作業もあったりと忙しい日々を過ごしています。

2012年5月16日 (水)

え~一日でした。

今日は、ふくおか森林インストラクター会のメンバーで月末に催されるイベントの下見に行って来ました。
鷹取山から下山する途中で、「えぐ水」と呼ばれるが呼び名とは相反する、軟らかく円やかで美味しい岩清水を頂きました。
まさに、甘露。甘露。(今日もまた…なれど)

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その「えぐ水」の由来はネットで調べていただくとして、なぜにまでそんなに美味しかったかと云うと、それは私が尊敬してやまない「K大御所」や「M教授」さらにはその地位を脅かすほどのスッタフと一緒したからです。

山道の路傍にある草草や木々の諸々の解説が、それは微に入り細に穿った説明で、至極幸せな一時でした。
私の頭の抽出は数も少ないしその容量も少ないので蔵うところがないけど、M教授たちの抽出は「どんだけあるの」と何時もながら感心もし恐れ入って仕舞う。
残念なのは、三歩も歩けば忘れて仕舞う鶏ほどの記憶力だけど、その一瞬でも頭に入れば芥子粒ほどの記憶に留まるかも知れんし、それより何より楽しい一日が過ごせたのが、より「えぐ水」を美味しく感じさせたのかもしれない。

次回は月末の本番だけど、その日にはまた素敵な人が来ると知って、それもまた楽しみだ。   
ま、こんな極楽トンボだけど、ただトンボ(蜻蛉)は決して後ろには下がらないから、その気概だけは持ってるつもりです。

2012年5月14日 (月)

100年の森の一日

集落との調和、鎮守の森との調和など里山の効用と景観を考えて100年の森をつくりを始めて四年目に入った。

二本のヤマザクラも順調だし、それを取り巻くクヌギ(檪:ブナ科)も大きくなって枝を触れ合うまでに育ってきた。
そして好きな諸々の木を植え足してきたが、今年はムクロジ(無患子)や果樹のクリ、ウメ、ミカン、ブルーベリー、そして花木類も植え足した。
淋しかった山も段々と充実してきて、山神様もお歓びになる里山の景観ができつつある。

初夏を迎えて孟宗竹は竹秋の頃になり、そして麦畑も段々と色づいて麦秋の頃を迎えようとしている。
翠若葉は眼に優しいし、吹き渡る風も心地いい季節だけど、100年の森の仕事は多い。

一昨日は隣のお宅に被っていた大きなビワの木とウメの木を伐採した。
自慢のSTIHLチェンソーをブイブイいわせてバリバリと片付け、次は果樹の周りの草を刈って株周りに伏せて、さらにヤーコン(キク科の多年草)の追肥して、まぁ忙しいの何の・・・。

でも、こうしとけば梅も取れるし、美味しい栗も拾えるし、また健康にもいい美味しいヤーコンが頂ける。

薄暮までかかった仕事を終えたら玄関先のシャクヤク(芍薬:ボタン科)が待っていた。

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してその夜。
淡く妖艶なほどに美しいシャクヤクを一本手折って、愛でながら呑む晩酌は、まさに甘露、甘露。
滂沱の汗を流してきつくもあるが、楽しくもある100年の森の一日です。

2012年5月11日 (金)

私のセラピーロード

父が逝って13年になるので、線香を供えに帰省した。

私のふるさと日之影町は九州初のセラピー基地で、趣のあるセラピーロードが整備されているが、今回はそれとは別に我家からさらに奥山に通じる林道をワイフと車椅子を余儀なくしてる弟の三人で散策した。

雑木林(ゾウキバヤシ)の翠は萌えて、竹秋(季・春)と称される竹林には初夏の風が渡り、爽やかで柔らかく明るい里山の風情を堪能した。

と、弟がヒュウガトウキ(日本山人参)を教えてくれた。

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子供の頃から、田の畔(クロ:周辺)や草場に普通に自生していて牛が好んで食べていたのを思い出す。
今このヒュウガトウキがブームらしい。

以下は帰宅して調べたことだけど、このヒュウガトウキの自生地は宮崎県北部と大分県南部に限られていて、昔から「草の神」として利用されていたという。
水野修一医学博士が調査研究しその薬効は、平成14年11月に厚労省が生薬と認定したほどで、糖尿病、アレルギー症状の軽減、動脈硬化予防など効果があるという。

写真は岩場の割目に根付いたヒュウガトウキなので草丈は細くて低いけど、地の肥えた所では大きく育つ。
ネットで見ると非常に人気が高いようなので、100年の森にも「栽培」して見ようかと思う。

田舎でのそぞろ歩きは心身ともに癒されたけど、ヒュウガトウキ(日本山人参)は知っただけでも、いい収穫だった。

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